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ヨセミテ国立公園の見どころ完全ガイド|車で巡る絶景スポット

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巨大な花崗岩の岩壁、季節で表情を変える滝、見渡すかぎりの草原、樹齢数千年のジャイアントセコイア、そして高地を駆けるTioga Road——ヨセミテ国立公園は、アメリカ西部を代表する絶景ドライブの宝庫です。

ただ、初めて行く人がつまずくのは「どこを見るか」より、むしろ「どう回れば効率がいいか」です。

ヨセミテはとにかく広く、見どころの多くは、車での移動+駐車+シャトル+短い徒歩を組み合わせて巡る形になります。

やみくもに動くと、駐車場探しだけで半日を溶かしてしまうこともあります。

そこでこの記事では、外せない絶景スポットを、車でのアクセス・駐車・徒歩時間・ベスト時間帯までセットで整理します。

写真映えする場所を並べるだけでなく、「どの順番で回れば迷わないか」まで踏み込みました。

ひとつだけ先に。

ヨセミテは季節で道路の開通状況も滝の水量も大きく変わります。

Tioga RoadやGlacier Point Roadは冬季閉鎖されるので、出発前には必ず公式の道路状況を確認してください。

なお2026年は、Glacier Point Roadが5月9日、Tioga Roadが5月15日に開通済みです(2026年5月時点)。


目次

ヨセミテ国立公園の見どころ|絶対に外せない絶景スポットとアクセス

ヨセミテの見どころは、大きく3つのエリアに集まっています。

まず、初めての人が必ず訪れたいのがYosemite Valley周辺

Tunnel View、El Capitan、Half Dome、Yosemite Falls、Bridalveil Fallなど、ヨセミテを象徴する景色の多くがここにあります。

次に、車で行ける大パノラマとして人気のGlacier Point

ヨセミテバレーを上から見下ろす展望地で、道路が開いている時期ならぜひ候補に入れたい場所です。

そして、南側入口に近いMariposa Groveと、夏季限定のTioga Road & Tuolumne Meadows

日程と季節が合えば、訪れる価値は十分にあります。

まずは主要スポットを一覧にまとめました。

自分が惹かれる場所はどこか、探すつもりで眺めてみてください。

スクロールできます
見どころ主な魅力車でのアクセス駐車・徒歩の目安ベスト時間帯
Tunnel ViewEl Capitan・Half Dome・Bridalveil Fallを一望Wawona Road沿い駐車後すぐ午後〜夕方/初日の到着時
Yosemite Valley滝・岩壁・草原が集中する中心エリアValley内の駐車場駐車して徒歩・シャトル朝〜夕方
El Capitan MeadowEl Capitanを正面から見上げるNorthside Drive沿い駐車後すぐ〜短い徒歩朝〜午後
Half Domeヨセミテ象徴の岩峰Sentinel Bridge等駐車後すぐ〜30分散策夕方/秋冬の反射狙い
Yosemite Falls北米最大級の滝Valley内Lower Fallは短い徒歩春〜初夏、午前〜昼
Bridalveil Fall駐車場から近い大滝Southside Drive等往復約0.5マイル、約20分春〜初夏、午後
Glacier Point谷とHalf Domeを見下ろす展望地Glacier Point Road駐車後、短い舗装路午後〜夕方
Mariposa Groveジャイアントセコイアの巨木群South Entrance付近駐車後シャトル+徒歩朝〜午前中
Tioga Road / Tuolumne Meadows高地草原・湖・岩山の絶景ドライブHighway 120東西車移動+展望地で停車夏〜初秋、午前〜午後

初めてのヨセミテなら、まずはTunnel View・Yosemite Valley・El Capitan・Half Dome・Yosemite Falls・Bridalveil Fallを優先すると満足度が高くなります。

時間があればGlacier Point、南から入るならMariposa Grove、夏に東側ルートを使うならTioga Roadを足していくイメージです。


Tunnel View:ヨセミテを象徴する一枚が撮れる定番展望地

出典:National Park Service「Tunnel View」/NPS Photo: C. Jacoby

Tunnel Viewは、ヨセミテでもっとも有名な展望地のひとつです。

Wawona Road(Highway 41)のWawona Tunnel東側にあり、車で走っていると、突然ヨセミテバレーの大パノラマが目の前に開けます。

左にEl Capitan、右にBridalveil Fall、奥にHalf Dome——まさにヨセミテの「顔」とも言える眺めです。

車でのアクセスと駐車

Tunnel Viewは、South EntranceやWawona方面からヨセミテバレーへ向かう途中にあります。

フレズノ・Oakhurst方面から入るなら、最初に立ち寄りやすいスポットです。

サンフランシスコ方面から入る場合も、バレー到着後にWawona Roadを少し上がればアクセスできます(バレーから約15分・8マイル)。

展望地のすぐそばに駐車スペースがあり、ほとんど歩かずに景色を楽しめます。

長い歩きが苦手な人でも安心です。

ただし人気スポットゆえ日中は混みやすく、満車のことも。

無理に停めず、時間をずらして再訪するほうが安全です。

ベスト時間帯

初めてヨセミテに入るなら、Tunnel Viewは到着直後に寄る価値があります。

ここで全体像を頭に入れてから谷へ下りると、El Capitan・Bridalveil Fall・Half Domeの位置関係がぐっとつかみやすくなります。

写真目的なら、光がやわらぐ午後〜夕方が狙い目。

雲や霧の出る日も、谷に奥行きが生まれて印象的な一枚になります。


Yosemite Valley(渓谷):見どころが集中する旅の拠点

出典:National Park Service「Yosemite Valley」

Yosemite Valleyは、ヨセミテ観光の中心地です。

公園全体はとても広いですが、初めての旅で「ヨセミテらしい景色」を短時間で味わいたいなら、まずこの谷を軸に考えるのがいちばんわかりやすい。

El Capitan、Half Dome、Yosemite Falls、Bridalveil Fall、Sentinel Bridge、Cook’s Meadowと、主役級の見どころがここに凝縮されています。

車は停めてから歩くのが基本

谷の中では、スポットごとに車で細かく移動するより、まず駐車場に停めて、徒歩や無料シャトルで回るほうがずっとスムーズです。

無料シャトルは2系統あり、Valleywide Shuttle・East Valley Shuttleともに7時〜22時の運行。

主要な宿泊施設、食事処、キャンプ場、登山口などを結びます。

混雑期に車を動かし続けるより、はるかに実用的です。

Yosemite Valleyで見たい主な場所

時間が限られているなら、まずはこのあたりを押さえましょう。

  • Yosemite Falls周辺(春〜初夏は水しぶきの迫力)
  • Cook’s Meadow(谷を歩いて感じられる草原)
  • Sentinel Bridge(Half Domeの反射スポット)
  • El Capitan Meadow(巨大岩壁を正面から)
  • Valley View(谷の出口で振り返る一枚)
  • Bridalveil Fall(駐車場から近い大滝)

特に時間がなければ、Yosemite VillageかYosemite Falls周辺に車を停め、Cook’s MeadowとLower Yosemite Fallを歩くだけでも、十分にヨセミテらしさを味わえます。


El Capitan:世界最大級の花崗岩を正面から見上げる

El Capitanは、ヨセミテを代表する巨大な花崗岩の岩壁です。

谷底から3,000フィート(約900メートル)以上もそびえ立ち、ロッククライマーの聖地としても世界的に有名。

とはいえ観光客にとっての最大の魅力は、なんといっても真下から見上げたときの圧倒的なスケール感です。

正面から見るなら El Capitan Meadow

しっかり眺めるなら、El Capitan Meadowがおすすめ。

真下から岩壁を見上げられ、対岸のCathedral Rocksもよく見えます。

場所は一方通行のNorthside Drive沿いなので、ヨセミテバレーを出る方向で立ち寄るのが自然です。

谷の中は一方通行区間が多く、「通り過ぎたらすぐ戻れない」ことがあります。

El Capitan Meadowは、谷を出る流れの中で寄ると決めておくとスムーズです。

混雑時の無理な路肩駐車は危険なので、空きがなければ先へ進み、別の時間帯で調整しましょう。

ベスト時間帯

El Capitanは朝〜午後にかけて存在感が際立ちます。

晴れの日はもちろん、雲がかかる日や雨上がりも、岩肌のスケールがいっそう強く感じられます。

クライマーを探すなら双眼鏡があると楽しい。

肉眼では岩壁が大きすぎて、人が小さな点のようにしか見えないこともあります。


Half Dome:ヨセミテの象徴。眺めるならどこがベストか

Half Domeは、ヨセミテのシンボルともいえる岩峰です。

谷底から約5,000フィート近くせり上がる姿は、公園内でもっとも見間違えようのないランドマーク。

登山対象としても有名ですが、ここでは「車で回る見どころ」として、眺める場所を中心に紹介します。

Half Domeを見るならここ

見る場所特徴向いている人
Tunnel ViewEl Capitan・Bridalveil Fallと一緒に見られる初めての人
Sentinel BridgeMerced River越しの反射が美しい写真を撮りたい人
Cook’s Meadow散策しながら見られるゆっくり歩きたい人
Glacier Point上から大きく眺められる道路開通期に行く人
Mirror Lake方面近い角度から見上げられる徒歩時間を取れる人

初めてなら Sentinel Bridge と Cook’s Meadow が使いやすい

谷の中で手軽にHalf Domeを見るなら、Sentinel BridgeとCook’s Meadowが便利です。

特にCook’s Meadow Loopは、ビジターセンターやLower Yosemite Fall周辺から歩ける約1マイル・30分ほどのやさしいループ。

Yosemite Falls、Half Dome、Glacier Point、Sentinel Rockをぐるりと見渡せる、コスパのいい散策路です。

ベスト時間帯

Half Domeは夕方の光で表情が大きく変わります。

Sentinel Bridgeでは、条件が合えばMerced Riverに姿が映り込みます。

反射が見やすいのは、水位が低く水面が穏やかな秋〜冬

夕暮れ時を狙うと、いっそう美しい一枚になります。


Yosemite Falls:北米最大級の滝(季節で水量が激変)

Yosemite Fallsは、ヨセミテを代表する滝です。

落差は2,425フィート(約740メートル)。

Upper Yosemite Fall、Middle Cascades、Lower Yosemite Fallの3段で構成される、世界でも有数の高さを誇る滝で、ヨセミテバレーからもよく見えます。

見るだけなら Lower Yosemite Fall Trail が手軽

初めての人には、Lower Yosemite Fall Trailがおすすめ。北米最高クラスの滝の一部で、最後の落差は320フィート(約98メートル)。

短く歩きやすく、春〜初夏には水しぶきを感じられることもあります。

水量は季節で大きく変わる

注意したいのは、Yosemite Fallsはいつ行っても同じ迫力とは限らないこと。

見頃は春の雪解け期で、ピークは例年5月か6月ごろ。

一方で8月になると、水量がぐっと減り、ほとんど枯れたように見えることもあります。

そのため、春〜初夏なら最優先クラスの見どころですが、真夏〜秋は無理に滝を主役にせず、Cook’s MeadowやSentinel Bridgeから見る谷の景色、Half Dome、El Capitanを重視したほうが満足度が上がる場合があります。

Bridalveil Fall:駐車場からすぐ、最も手軽な大滝

出典:National Park Service「Bridalveil Fall Trail」

Bridalveil Fallは、ヨセミテバレーに入ると最初に目に飛び込みやすい大滝です。

落差は620フィート(約189メートル)。

春には力強く、それ以外の季節は風に揺れる細い流れが特徴的です。

Trailは往復0.5マイル(約0.8キロ)・約20分で、駐車場から滝の基部までは舗装路。

ヨセミテの大きな滝の中では、かなり訪れやすい場所です。

車でのアクセスと駐車の注意

駐車場はWawona RoadまたはSouthside Driveからアクセスできます。

ただし夏の混雑期はすぐ満車になり、出入りで渋滞が起きがち。

Southside Drive沿いに停めて歩く選択肢もありますが、車の乗り降りや道路横断には十分注意してください。

ベストシーズン

通年流れる滝ですが、迫力を求めるなら春〜初夏。

水量が多い時期は濡れることもあるので、カメラやスマホを守れる準備をしておくと安心です。


Glacier Point:谷を見下ろす大パノラマ(開通期間に注意)

出典:National Park Service「Glacier Point」

Glacier Pointは、ヨセミテバレーを上から見下ろす代表的な展望地です。

Yosemite Valley、Half Dome、Yosemite Fallsを一望でき、ヨセミテバレーまたはWawonaから車で約1時間(約30マイル)。

展望地までは短い舗装路で、長い歩きなしに大パノラマを楽しめます(Overlookまで片道約275メートル・10〜15分)。

車で行ける時期が限られる

最大の注意点は、道路の開通時期です。

Glacier Point Roadは例年おおむね5月下旬〜10・11月ごろに通行可能ですが、実際の開閉は積雪しだい。

2026年は5月9日午前8時に開通済みですが、飲料水は出ず、簡易トイレのみの運用です。

出発前に最新状況を確認しましょう。

ベスト時間帯

午後〜夕方は陰影が出て、景色がいっそう立体的になります。

ヨセミテバレーで見た景色を「上から答え合わせする」ような楽しみ方ができるのも魅力。

ただし夕方に行くと帰りの山道が暗くなりがちです。

運転に慣れていないなら、日没後に長く走らない計画にしておくと安心です。


Mariposa Grove:ジャイアントセコイアの巨木群(South Entrance付近)

Mariposa Groveは、ヨセミテ南側に広がるジャイアントセコイアの森です。

岩壁や滝とはまったく違う魅力があり、見上げるほど巨大な木々の間を歩く体験ができます。

South Entranceに近いので、フレズノ・Oakhurst方面から入る人や南側に泊まる人は、旅程に組み込みやすいスポットです。

アクセスは「駐車場+無料シャトル」が基本

基本は、South Entrance近くのMariposa Grove Welcome Plazaに車を停め、無料シャトル(約15分間隔)でGroveへ向かう形。

Welcome Plazaには約300台分の駐車場がありますが、遅い時間には満車になりやすいので、午前中の到着が安心です。

2026年シーズンのシャトルは5月3日〜11月30日の運行で、現在は8時〜19時で動いています(時期により時間は変動)。

見学時間の目安

軽く雰囲気を味わうならBig Trees Loop Trail(0.3マイル・約0.5キロ・30〜45分)が手軽。

しっかり見るならGrizzly Giant Loop Trail(2マイル・約3.2キロ・1.5〜2時間)で、名木Grizzly GiantやCalifornia Tunnel Treeを巡れます。

注意点

Groveには食事施設がなく、飲料水もWelcome Plazaと夏季の到着エリアに限られます。

ヨセミテバレーから行くと往復にも時間がかかるので、「ついでに少し」ではなく、半日ほどの余裕を見て計画するのがおすすめです。


Tioga Road & Tuolumne Meadows:夏季限定の高地絶景ルート

出典:National Park Service「Tuolumne Meadows and Tioga Road」

Tioga Roadは、ヨセミテの高地を東西に横断する、夏季限定の絶景ドライブロードです。

Crane FlatからTioga Passまでの47マイルを結び、森、草原、湖、花崗岩のドームの中を走り抜けます。

終点近くのTuolumne Meadowsは、Tuolumne Riverが流れる広大な亜高山帯の草原。

周囲を山とドームに囲まれた、ヨセミテバレーとはまた違う世界です。

車で行ける時期

Tioga Roadは例年5月下旬〜6月から、10月〜11月ごろまで開通します。

ただし開通時期は積雪と除雪しだい。

2026年は5月15日に開通済みです(2026年5月時点)。

立ち寄りたい場所

  • Olmsted Point……Yosemite Valleyを東側から見下ろす独特の眺め。Half Domeも別角度で見られます
  • Tenaya Lake……青く澄んだ高地の湖
  • Tuolumne Meadows……広々とした草原の中心
  • Lembert Dome/Pothole Dome周辺……花崗岩ドームの景観

注意点

標高が高く、ヨセミテバレーとは気温も天候も変わります。

サービスも限られ、開通直後の1か月や9月以降はTuolumne Meadowsで食事・水などが使えないことも。

そしてTuolumne Meadowsには給油所がありません

燃料は必ず手前で確保しておきましょう。


ヨセミテ国立公園の見どころを効率よく車で回る方法

ヨセミテの見どころを効率よく回るコツは、ひとつだけ。

すべてのスポットに車で横付けしようとしないことです。

特にYosemite Valleyは混雑しやすく、各スポットの前まで車で行こうとすると、駐車場探しだけで時間を浪費しがち。

基本は「朝早く入園して車を停め、谷の中は徒歩と無料シャトルで回る」。

そのうえで、Glacier Point、Mariposa Grove、Tioga Roadのような離れたエリアは、別枠で時間を取るのが現実的です。

この回り方を実現するカギは、朝いちばんに動けるレンタカーです。ヨセミテ最寄りのフレズノ・ヨセミテ空港(FAT)で借りれば、早朝から自分のペースで谷へ。受け取り条件・保険・料金もまとめて比較できます。

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車での王道ルート:谷の入口から見どころを結ぶ回り方

初めて車で回るなら、まずはYosemite Valleyを中心にした王道ルートがおすすめです。

1日で主要スポットを回る基本ルート

順番スポット回り方のポイント
1Tunnel View入園直後に全体像をつかむ
2Bridalveil Fall駐車できれば短時間で立ち寄る
3Yosemite Valley駐車場車を停める
4Yosemite Falls / Cook’s Meadow徒歩またはシャトルで散策
5Sentinel BridgeHalf Domeの眺めを見る
6El Capitan Meadow谷を出る流れで立ち寄る
7Valley View最後に谷を振り返る

このルートは、South Entrance方面・Arch Rock Entrance方面・Big Oak Flat Entrance方面、どこから入っても応用できます。

大事なのは、谷に入ったら車を何度も動かさず、まず駐車して徒歩・シャトルに切り替えること。

入口別のルートの考え方

FresnoやOakhurst方面(South Entrance)から入るなら、Wawona Roadを通ってTunnel Viewへ。

最初に大パノラマを見られるのが魅力で、その後Bridalveil Fall→Yosemite Valleyと自然につながります。

サンフランシスコ方面(Highway 120/140)から入るなら、先にYosemite Valleyへ入り、駐車後に谷内を回る流れが組みやすい。

Tunnel Viewへは、後から、あるいは帰りにWawona Road方面へ少し寄り道する形でもOKです。


いつ行く・いつ見る?時間帯と季節で変わる見どころ

ヨセミテは、同じ場所でも時間帯や季節で見え方が大きく変わります。

本格的に写真を撮らない人でも、光と季節を少し意識するだけで、満足度がぐっと上がります。

まずは、あなたが行く「月」を選んでみてください。

その時期の滝の状態・道路の開通状況・主役になるスポットが、ひと目でわかります。

選んだ月によって、主役になる景色がまるで違うのがヨセミテです。

ざっくり言えば、春〜初夏は滝、真夏〜秋は岩壁と高地ドライブ、冬は雪景色のValley

以下では、時間帯まで含めた具体的な組み立て方を見ていきます。

朝に向いている場所

朝は、駐車場の確保が大事な場所や、涼しいうちに歩きたい場所に向いています。

朝におすすめ理由
Yosemite Falls春〜初夏は水量が多く、午前は歩きやすい
Cook's Meadow人の少ない時間に静かな谷を歩ける
Mariposa Grove駐車場が埋まる前に行きやすい
Glacier Point日中の混雑前にアクセスしやすい
Tioga Road長距離ドライブなので早出が安心

夏のヨセミテは週末を中心に混みやすく、入口やYosemite Valley、Glacier Pointなどの人気エリアでは、遅延を避けるために午前中の早い到着が推奨されています。

夕方に向いている場所

夕方は、岩壁や水面の反射を楽しみたい場所が輝きます。

夕方におすすめ理由
Sentinel BridgeHalf DomeとMerced Riverの反射を狙える
Tunnel View谷全体にやわらかい光が入る
Glacier PointHalf Domeと谷を高い位置から望める
El Capitan Meadow岩壁の陰影が出やすい
Valley View帰り際に谷を振り返る構図が美しい

真昼は「移動・休憩・シャトル」に使う

真昼は光が強く、写真だと平坦になりがちな時間帯。

逆に、移動・食事・ビジターセンター・シャトル移動には使いやすい時間です。

朝に滝や草原を歩き、昼に休憩と移動、夕方にTunnel ViewやSentinel Bridgeへ——この流れにすると、1日の満足度が自然と高まります。


園内の駐車・渋滞・給油・入園料|巡り方の注意点

ヨセミテ観光でいちばん失敗しやすいのが、駐車と渋滞です。

「車で回る」と聞くと、各スポットの前まで車で行って少し見て、また次へ——とイメージしがち。

でもYosemite Valleyでは、その動き方がかえって非効率になります。

基本は朝に駐車して、谷内はシャトル・徒歩

混雑期は、朝のうちに谷内で駐車場所を確保し、あとは徒歩と無料シャトルが現実的。

シャトルはYosemite Village、Curry Village、キャンプ場、登山口、宿泊施設などを結び、Valleywide/East Valleyとも7時〜22時に運行しています。

Mariposa Groveは専用ルールに注意

Mariposa Groveは、車で木々の近くまで行く場所ではありません。

Welcome Plazaに車を停め、無料シャトルでGroveへ。

Mariposa Grove Roadは、開いている時期でも障害者用駐車許可証のある車を除き、一般車は通行できません。

駐車で失敗しないチェックリスト

  • [ ] 人気エリアは午前中(できれば朝8時前)に到着する
  • [ ] 一度停めたら、谷内では車を動かしすぎない
  • [ ] 無料シャトルの停留所を事前に確認しておく
  • [ ] Mariposa GroveはWelcome Plaza駐車+シャトル前提で考える
  • [ ] 路肩駐車は指定・許可された場所だけにする
  • [ ] 夕方以降に山道を長く運転しない旅程にする

ここからは、給油・熊対策・入園料など、巡るうえで欠かせない注意点です。

ヨセミテバレーにガソリンスタンドはない

レンタカーで回るなら、給油計画は重要です。

ガソリンが使えるのはWawona、Crane Flat、El Portal(クレジットカードで24時間)。

一方でTuolumne MeadowsもYosemite Valleyも、園内に給油所はありません

Tioga Road方面、Glacier Point方面、Mariposa Grove方面を組み合わせる日は、園に入る前か移動途中で早めに満タンにしておきましょう。

食べ物や香りのあるものは車内放置に注意

ヨセミテでは熊対策も欠かせません。

食べ物だけでなく、飲み物、石けん、化粧品、洗面用品、ゴミ、空のクーラーボックスなど、においのあるものは適切に保管が必要です。

日中は外から見えないようにして窓を完全に閉めればOKですが、夜間は車内(トランク含む)に食べ物を置かず、フードロッカーを使うのがルールです。

2026年の入園料・非居住者料金を確認する

2026年は入園料が大きく変わりました。

乗用車1台35ドル(7日間有効・同乗者込み)に加え、米国非居住者で16歳以上の旅行者には、1人あたり100ドルの追加料金がかかります(ヨセミテのほかセコイア、キングスキャニオンなどにも適用)。

複数の国立公園を回るなら、非居住者向け年間パス250ドルのほうが割安になることも。

人数とまわる公園数で比較してみてください。

支払いは現金不可で、クレジットカードかモバイル決済が必要です。

「運転や駐車のハードルが高そう」と感じたら、サンフランシスコ発の現地ツアーという手も。移動・駐車・ルート判断をまるごと任せられ、英語ツアーが中心ですが日帰り〜1泊から選べます。空き状況・料金・口コミをまとめてチェックできます。

▷ ヨセミテのツアーを探す(GetYourGuide)

2026年は入園予約なし。ただし混雑対策は必要

2026年のヨセミテは、時間指定の入園予約制度は使われません。

ただし「予約不要=空いている」ではないので油断は禁物。

週末や祝日を中心に、早めの計画・平日訪問・リアルタイム状況の確認を心がけましょう。

出発前の最終チェックリスト

  • [ ] Tioga Road・Glacier Point Roadは開いているか
  • [ ] Mariposa Grove Shuttleは運行しているか
  • [ ] Yosemite Valleyが特に混雑しそうな日か
  • [ ] ガソリンは十分に入っているか
  • [ ] クレジットカード・モバイル決済を用意したか
  • [ ] 食べ物や香りのあるものを車内放置しない準備があるか
  • [ ] スマホのオフライン地図を保存したか
  • [ ] 夕方以降に長い山道運転にならないか

まとめ:ヨセミテ国立公園の見どころを満喫する回り方

ヨセミテ国立公園の見どころは、有名スポットをただ並べるだけでは回りきれません。

車で行くなら、まずYosemite Valleyを中心に、Tunnel View・Yosemite Falls・Half Dome・El Capitan・Bridalveil Fallを押さえ、季節と時間に余裕があればGlacier Point、Mariposa Grove、Tioga Roadを足していく——これが現実的で、満足度の高い回り方です。

そして初めてなら、「朝に入園して車を停める」「谷内は徒歩とシャトルで動く」「夕方は景色の良い展望地に戻る」という流れを意識してみてください。

駐車場探しのストレスが減り、ヨセミテの一日がぐっと豊かになります。

ヨセミテは、車で走る時間そのものも旅の魅力です。

道路状況と季節条件を確認しながら、自分にぴったりのルートで、最高の絶景を巡ってください。


参考情報・公式サイト

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