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ヨセミテ国立公園の行き方|空港・レンタカー・車なしを比較

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「ヨセミテに行ってみたい。でも、どの空港から入ればいいの?レンタカーは必要なの?」——旅の計画を立て始めると、まず迷うのがアクセス方法です。

ヨセミテ国立公園は、サンフランシスコ、フレズノ、ロサンゼルス、ラスベガスなど複数の都市から行けます。

ただし、起点にする都市によって移動時間、使う入園ゲート、旅程の組みやすさは大きく変わります。

初めてなら、基本はサンフランシスコ起点+レンタカーが王道です。

移動時間を短くしたいならフレズノ、運転を避けたいならYARTS、夏の絶景ドライブを狙うならラスベガス起点も候補になります。

この記事では、ヨセミテ国立公園への行き方を、起点都市・交通手段・入園ルールの違いからわかりやすく整理します。

まずは下の30秒診断で、自分に合うルートのあたりをつけてみてください。


目次

ヨセミテ国立公園への行き方は「起点都市」と「交通手段」で決まる

行き方を考えるとき、いきなり細かいルートを調べると迷子になります。

先に決めるべきは、たった2つだけです。

ひとつは、どの都市・空港を起点にするか

もうひとつは、レンタカー・YARTS・ツアーのどれで行くか

この2つが決まると、入園ゲート、宿泊地、必要日数、運転の負担まで、芋づる式に見えてきます。

まずは結論:起点都市 × 交通手段の早見表

主要な起点ごとの特徴を、ざっくり比べてみましょう。

自分がどのタイプに近いか、探すつもりで眺めてみてください。

スクロールできます
起点都市・空港向いている人主な交通手段ヨセミテまでの目安注意点
サンフランシスコ/SFO初めてのヨセミテ。都市観光もしたい人レンタカー/YARTS/ツアーヨセミテバレーまで車で約4時間週末・連休は渋滞と駐車場に注意
フレズノ/FATヨセミテ滞在時間を最大化したい人レンタカー/夏季YARTSWawonaまで約1.5時間、バレーまで約2.5時間日本からは直行便がなく乗継前提
ロサンゼルス/LAXLA観光や西海岸周遊と組み合わせたい人レンタカー/ツアーヨセミテバレーまで車で約6時間日帰りより宿泊前提が現実的
ラスベガス/LASデスバレー・東側シエラも周遊したい人レンタカーTioga開通期は約8時間、冬季は南回りで約8〜10時間Tioga Passは冬季閉鎖。夏の限定ルート

公式情報でも、フレズノ・ヨセミテ国際空港(FAT)からWawonaまで約1.5時間・ヨセミテバレーまで約2.5時間、サンフランシスコ国際空港(SFO)からバレーまで約4時間と案内されています。

逆方向では、ヨセミテバレーからフレズノ方面はHighway 41経由で約2時間15分、サンフランシスコ方面はHighway 120または140経由で約4時間、ロサンゼルス方面は約6時間、ラスベガス方面はTioga Road経由で約8時間が目安です。

気になる起点が見つかったら、出発空港ごとにレンタカー料金をチェックしておくと、計画がぐっとスムーズになります。

SFO発を比較 フレズノ(FAT)発を比較 ロサンゼルス(LAX)発を比較 ラスベガス(LAS)発を比較


初めてなら「サンフランシスコ or フレズノ+レンタカー」が安定

初めてヨセミテへ行くなら、現実的な候補は2つに絞れます。

サンフランシスコ観光も楽しみたいならSFO起点。

ヨセミテ滞在を優先したいならFAT起点です。

SFOは国際線の選択肢が多く、旅行全体を組み立てやすいのが強み。

ただしヨセミテまでの運転は4時間前後とやや長く、到着日に無理して走らない計画が大事です。

一方のFATはヨセミテに近く、移動時間をぐっと短縮できます。

1泊2日や2泊3日でヨセミテ中心に動きたいなら、かなり頼れる起点です。

迷ったら、まずはこの2択から考えると失敗しにくくなります。


サンフランシスコ(SFO)起点:観光も楽しむ王道ルート

サンフランシスコ起点は、日本人旅行者にとってもっとも組みやすい王道です。

日本からSFOへ入り、市内を観光してからヨセミテへ向かう——という流れにしやすく、航空券もレンタカーも選択肢が豊富にそろっています。

こんな人に向いています

  • 初めてアメリカ西海岸を旅する人
  • サンフランシスコ観光もセットで楽しみたい人
  • 航空券の選択肢の多さを重視したい人
  • ヨセミテを1〜2泊で組み込みたい人

SFOからは、Highway 120でBig Oak Flat Entranceへ向かうか、Highway 140でArch Rock Entranceへ向かうのが定番です。

宿泊地や道路状況、ナビの案内で使い分けます。

注意したいこと

いちばん気をつけたいのは、到着日にそのままヨセミテまで運転する計画です。

長距離フライトの直後に、慣れない右側通行で4時間運転するのは、想像以上に消耗します。

夕方以降に着く便なら、サンフランシスコ周辺や途中の街で1泊し、翌朝に出発するほうが安全で、結果的に旅も楽しめます。

春〜秋は混雑するため、駐車場が埋まりやすい日中(目安は朝9時前以降)を避け、早朝に園内へ入る作戦が有効です。

サンフランシスコ発のサンプル日程(2泊3日)

日程行程
1日目サンフランシスコ出発、ヨセミテ周辺または園内泊
2日目ヨセミテバレー、Tunnel View、滝めぐり、散策
3日目Glacier PointまたはMariposa Groveに寄り、サンフランシスコへ戻る

1泊2日でも不可能ではありませんが、移動が長いぶん滞在は駆け足になります。

初めてなら2泊3日以上あると、ぐっと落ち着いて回れます。

ゲートウェイの町(El Portal・Mariposa・Oakhurst・Fresnoなど)は宿数が限られ、人気期はすぐ埋まります。早めに空室と料金を確認しておくと安心です。

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フレズノ(FAT)起点:滞在時間を最大化する最短ルート

「とにかくヨセミテをたっぷり楽しみたい」という人に効くのが、フレズノ・ヨセミテ国際空港(FAT)起点です。

ヨセミテ南側に近く、FATからWawonaまで約1.5時間、ヨセミテバレーまで約2.5時間と、移動の短さが魅力です。

こんな人に向いています

  • ヨセミテ観光を旅のメインにしたい人
  • 移動時間をできるだけ短くしたい人
  • Mariposa GroveやWawona方面も見たい人
  • 長距離運転に少し不安がある人

FATからは主にHighway 41を北上し、South Entranceから入ります。

南側から入るので、巨大セコイアのMariposa GroveやWawonaに立ち寄りやすいのもうれしいポイントです。

注意したいこと

FATの弱点は、日本からの直行便がないこと。

多くの場合、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなどで国内線に乗り継ぐ必要があります。

乗継時間や航空券の価格しだいでは、SFO起点のほうが総合的に楽になることもあります。

考え方はシンプルです。

ヨセミテだけが目的ならFAT、都市観光も含めるならSFO。これだけ覚えておけば迷いません。

フレズノ発のサンプル日程(2泊3日)

日程行程
1日目FAT到着、レンタカー受取、Oakhurst・Wawona・Mariposa方面泊
2日目ヨセミテバレー観光、園内または周辺泊
3日目Mariposa GroveやGlacier Pointを見てFATへ戻る

ロサンゼルス(LAX)起点:西海岸周遊に組み込むルート

ロサンゼルス起点は、ヨセミテ単体というより、カリフォルニア周遊の一部として組み込むルートです。

ヨセミテバレーからロサンゼルス方面は、Highway 41・140経由でいずれも約6時間。

それなりの長旅になります。

こんな人に向いています

  • ロサンゼルス観光もしたい人
  • サンフランシスコまで縦断する旅程を考えている人
  • セコイア国立公園やキングスキャニオンも組み合わせたい人
  • 4泊5日以上の西海岸ドライブをしたい人

注意したいこと

LAX起点の弱点は、なんといってもヨセミテまでの距離です。

LA市内や空港周辺は交通量も多く、Googleマップの所要時間より長くかかることも珍しくありません。

初日にLAX着→そのままヨセミテ近くまで運転、は体力的にも安全面でもおすすめしません。

LAX起点にするなら、下のように区切ると無理が減ります。

さらに、LAX着・SFO発のオープンジョーにすると、同じ道を往復せずに済んで移動の無駄を減らせます。

ロサンゼルス発のサンプル日程(4泊5日)

日程行程
1日目LAX到着、ロサンゼルス周辺泊
2日目北上し、Fresno・Oakhurst・Mariposa方面泊
3日目ヨセミテ観光
4日目サンフランシスコ方面へ移動
5日目サンフランシスコ観光または帰国

ヨセミテだけが目的なら、LAXよりSFOまたはFATのほうが効率的です。


ラスベガス(LAS)起点:夏限定の東側Tioga Pass絶景ルート

ラスベガス起点は、初心者向けというより、アメリカ西部の大自然を広く周遊したい人向けの上級ルートです。

Tioga Roadが開いている季節なら、US-95やUS-6を経由して、東側のTioga Pass Entranceから入れます。

公式の目安では、ラスベガスからTioga Road経由で約400マイル・約8時間(おおむね6〜10月の条件付き)です。

こんな人に向いています

  • デスバレー国立公園と組み合わせたい人
  • Mammoth LakesやMono Lake方面も見たい人
  • Tioga Passの高原ドライブを味わいたい人
  • 長距離運転に慣れている人

このルートの魅力は、標高の高いエリアを通り、Tuolumne MeadowsやTenaya Lakeへアクセスしやすいこと。

シエラの稜線を抜ける景色は、ほかの起点では味わえません。

注意したいこと

最大の落とし穴は、Tioga Roadの季節閉鎖です。

雪の影響で例年11月ごろから遅い5月または6月ごろまで閉まり、その間は東側からヨセミテに入れません。

閉鎖中は、ラスベガスから南回りでBakersfield・Fresno方面を経由してSouth Entranceへ入ることになり、距離は約495マイル・約8〜10時間に伸びます。

ちなみに2026年のTioga Roadは、過去16年で最も早い5月15日に開通し、すでに通行できる状態です(2026年5月時点)。

とはいえ開通時期は毎年の積雪しだい。

ラスベガス起点を選ぶなら、旅程を固める前に必ず最新の道路状況を確認してください。

ラスベガス発のサンプル日程(夏季・3泊4日)

日程行程
1日目ラスベガス出発、デスバレーまたはMammoth Lakes方面へ
2日目Lee Vining・Tioga Pass経由でヨセミテへ
3日目Tuolumne Meadows、Tenaya Lake、ヨセミテバレー観光
4日目ヨセミテ観光後、サンフランシスコ方面へ

景色は文句なしですが、長距離運転と季節条件の影響が大きいルートです。

Tiogaが閉まる時期には成立しないので、ここだけは必ず公式情報をチェックしてください。


交通手段①レンタカー:自由度で選ぶなら基本はこれ

ヨセミテ旅行でいちばん自由度が高いのは、やはりレンタカーです。

ヨセミテは見どころが点在しています。

Yosemite Valleyだけでなく、Tunnel View、Glacier Point、Mariposa Grove、Tuolumne Meadows、Tenaya Lake——どれもエリアごとに距離があり、自分のペースで動けるレンタカーの強みが効いてきます。

レンタカーのメリット

  • 早朝に出発でき、夕方の絶景時間帯まで粘れる
  • 園外ホテルにも泊まりやすい
  • 荷物を積んだまま移動できる
  • Mariposa Grove、Glacier Point、Tioga Road方面にも行きやすい
  • 家族や複数人ならコスパが良くなりやすい

とくにヨセミテは朝の駐車場確保が勝負です。

混雑期に日中バレーへ着くと、駐車場探しだけで時間を溶かしがち。

早朝に園内へ入れるレンタカーは、その点でも頼りになります。

レンタカーのデメリット

  • 右側通行と山道運転に慣れる必要がある
  • 冬〜春先はチェーン規制の可能性がある
  • 駐車場が満車になることがある
  • 保険やデポジットの確認が必要
  • 長距離運転の疲労が出やすい

「レンタカーなら全部ラク」とまでは言い切れません。

道路状況・季節・到着時間を見ながら、無理のない行程にすることが何より大切です。

ヨセミテは早朝の出発と駐車場確保がカギ。出発前にレンタカーを予約しておけば、当日の朝から自由に動けます。受け取り条件・保険・料金もまとめて比較できます。

▷ レンタカーの最安値を比較する(DiscoverCars)

フレズノ・ロサンゼルス・ラスベガス発の方はこちら:フレズノロサンゼルスラスベガス


交通手段②YARTS(公共バス):車なしで行く現実的な方法

「アメリカで運転はしたくない」という人にとって、YARTSはとても心強い選択肢です。

YARTSはYosemite Area Regional Transportation Systemの略で、ヨセミテ周辺地域と公園内を結ぶ公共バス。

エアコンとトイレを備えた快適な車両で、しかも渋滞時はバス専用レーンを使えるため、マイカーより早く園内に着けることもあります。

さらにうれしいのが、運賃にヨセミテの入園料が含まれている点。

YARTSで入る場合は入園予約も不要です。

2026年シーズンの主な運行ルート

ルート主な区間運行
Highway 140Merced〜Mariposa〜El Portal〜ヨセミテバレー通年(夏季:5/22〜9/30、冬季:2025/10/1〜2026/5/21)
Highway 41Fresno〜Oakhurst〜Wawona〜ヨセミテバレー夏季のみ(5/22〜9/25)
Highway 120Sonora〜Groveland〜ヨセミテバレー夏季のみ(5/22〜9/30)
Highway 395/120EMammoth Lakes〜Lee Vining〜Tuolumne Meadows〜ヨセミテバレー夏季のみ(7/1〜9/30)

こんな人に向いています

  • アメリカで運転したくない人
  • ひとり旅でレンタカー代を抑えたい人
  • MercedやFresnoからヨセミテへ行きたい人
  • ヨセミテバレー中心に観光する人

特に便利なのが、MercedまでAmtrak(鉄道)で行き、そこからYARTSでヨセミテバレーへ向かうルート。

Highway 140はAmtrakのMerced駅と接続していて、列車・バスの運賃が連携しているため、車なし旅行の王道といえます。

Highway 140のバスはCurry Village、Yosemite Valley Lodge、Yosemite Villageに直接停車し、そのほかのルートもYosemite Villageで無料の園内シャトルに乗り換えられます。

YARTSの弱点

弱点は、自由度です。

ヨセミテバレーへは行けますが、園内の見どころすべてに自由に行けるわけではありません。

Hetch Hetchy方面には公共交通がなく、朝夕の絶景時間帯にあわせた細かい寄り道も苦手です。

夏季限定の路線も多いので、時刻表に旅程を合わせる前提で考えましょう。

なお、新設された非居住者100ドルの追加料金について、2026年初時点ではYARTSの運賃で徴収されていません。

ただし今後の扱いは未確定とされているため、車なしで行く人は出発前に最新情報を確認しておくと安心です。


交通手段③現地ツアー:運転しない人のラクな選択肢

「計画を立てる時間がない」「とにかく運転を任せたい」という人には、現地ツアーがわかりやすい選択肢です。

サンフランシスコ発の日帰りツアーや1泊ツアーがあり、ホテル送迎やガイド付きのものも。

英語ツアーが中心ですが、移動・駐車・ルート判断をまるごとお任せできるのは大きな魅力です。

こんな人に向いています

  • アメリカで運転したくない人
  • ひとり旅で移動を簡単にしたい人
  • サンフランシスコ滞在中にヨセミテを追加したい人
  • 細かい計画を立てる時間がない人

ツアーの弱点

弱点は、滞在時間と自由度です。

日帰りツアーは往復の移動が長く、園内滞在はどうしても短くなります。

効率よく回れる反面、朝夕の静かな時間を味わったり、自分のペースでハイキングしたりするには不向きです。

ヨセミテらしさをしっかり味わいたいなら、できれば1泊以上の行程を選ぶのがおすすめです。

運転せずにヨセミテを楽しむなら、サンフランシスコ発の日帰り〜1泊ツアーが便利。空き状況・料金・口コミをまとめてチェックできます。

▷ ヨセミテのツアーを探す(GetYourGuide)


ヨセミテ国立公園への行き方|予約から入園までの実践ステップ

起点と交通手段が決まったら、いよいよ手配です。

日本からヨセミテへ行く場合は、航空券・宿泊・交通手段・入園料・道路状況を、順番に確認していくと失敗しにくくなります。

日本からの全体フローと「到着日に無理しない」コツ

まずは全体の流れをつかみましょう。

ステップやることポイント
1起点空港を決めるSFO・FAT・LAX・LASのどれを使うか
2航空券を予約する到着時間と乗継時間を確認
3宿泊地を決める園内、El Portal、Mariposa、Oakhurst、Fresnoなど
4交通手段を決めるレンタカー・YARTS・ツアー
5入園料・パスを確認2026年は非居住者料金に注意
6道路状況を確認Tioga Road、Glacier Point Road、チェーン規制
7当日は早めに入園混雑期は朝9時前の到着が目安

ここで強調しておきたいのが、到着日は無理にヨセミテまで行かないという選択です。

日本から西海岸に着く日は、時差と長時間フライトで思った以上に疲れます。

そのままレンタカーで山道へ向かうと、眠気や判断力の低下が出やすく危険です。

SFOやLAXに夕方以降着くなら、到着日は空港近くか市内に泊まり、翌朝に出発するのが安心。

FAT着ならヨセミテまでは比較的近いものの、それでも夜間の山道運転は避けたほうが無難です。

「到着日は移動だけ、観光は翌日から」くらいの余裕が、結果的にいちばん旅を楽しめます。

到着日に泊まる空港周辺やゲートウェイの宿は、早めの確保が肝心。日程が決まったら空室をチェックしておきましょう。

▷ ヨセミテ周辺・空港近くのホテルを探す(Expedia)


5つの入園ゲートと起点の組み合わせ

ヨセミテには複数の入園ゲートがあります。旅行者が主に使うのは、次の5つです。

スクロールできます
入園ゲート方角主な起点・ルート向いている旅程
Big Oak Flat Entrance北西San Francisco・Sacramento方面/Highway 120SFO発の王道ルート
Arch Rock Entrance西Merced・Mariposa・El Portal方面/Highway 140YARTS利用、冬でも比較的使いやすい
South EntranceFresno・Oakhurst方面/Highway 41FAT起点、Mariposa Grove立ち寄り
Tioga Pass EntranceLee Vining・Mammoth・Las Vegas方面/Highway 120 East夏季限定の東側ルート
Hetch Hetchy Entrance北西寄りGroveland方面からHetch HetchyへHetch Hetchy目的(バレー観光の主入口ではない)

SFO起点ならBig Oak FlatまたはArch Rock

サンフランシスコ方面からは、Highway 120でBig Oak Flatへ向かうか、Highway 140でArch Rockへ向かうのが候補です。

Big Oak Flatは北西から入る王道、Arch RockはEl Portal方面から入る西側ルートで、YARTSのMerced/Mariposa方面とも相性が良好です。

FAT起点ならSouth Entrance

フレズノ起点なら、基本はHighway 41でSouth Entranceへ。

Mariposa Groveに近く、巨大セコイアを見たい人にはぴったりです。

ただしヨセミテバレーまではもう少し走るので、初日の到着時間に注意しましょう。

LAS起点はTioga Passの開閉で大きく変わる

ラスベガス方面からは、Tioga Roadが開いていれば東側のTioga Pass Entranceから入れます。

閉鎖中は東側から入れず、南回りでFresno方面からSouth Entranceへ。

ラスベガス起点を選ぶなら、旅程を組む前にTioga Roadの開通状況を必ず確認してください。


2026年の入園料・非居住者料金と道路・燃料の注意点

最後に、2026年に行く人がつまずきやすいポイントをまとめます。

料金・道路・燃料の3つを押さえておけば、当日あわてずに済みます。

2026年の入園料と「非居住者料金」

2026年は、入園料が大きく変わりました。

日本からの旅行者(米国非居住者)に直結する話なので、ここはしっかり確認してください。

項目料金・条件
乗用車1台35ドル(7日間有効、同乗者込み)
バイク30ドル(7日間有効)
徒歩・自転車など個人1人20ドル(7日間有効)
非居住者料金米国非居住者の16歳以上は、上記に追加で1人100ドル
非居住者向け年間パス250ドル(非居住者料金が免除される)
支払いヨセミテの入園ゲートは現金不可。クレジットカード・モバイル決済が基本

2026年1月1日から、米国市民・居住者ではない16歳以上の旅行者には、通常料金に加えて1人あたり100ドルの追加料金がかかるようになりました(ヨセミテのほか、セコイア、キングスキャニオンなどにも適用)。

たとえば大人2人で1台のレンタカーで入る場合、車両35ドル+(100ドル×2人)=235ドルが目安になります。

複数の対象公園を回る予定がある人や、3人以上のグループで動く人は、250ドルの非居住者向け年間パス(1枚で本人+同乗の非居住者最大3人をカバー)のほうが割安になることもあります。

新しい制度で運用が変わる可能性もあるため、人数とまわる公園の数を見ながら、最新の公式情報で比較してから決めるのがおすすめです。

なお、入園ゲートでは非居住者の本人確認が行われるため、パスポートを携帯しておきましょう。

事前にRecreation.govデジタルパスを購入しておくと、ゲートでの待ち時間を短縮できます。

ヨセミテの入園ゲートは現金不可。レンタカーのデポジットにもクレジットカードが必要です。年会費無料のエポスカードは、旅行代金や交通費をカードで支払うと海外旅行傷害保険が有効になる(利用付帯)ので、ドライブ旅行と相性の良い1枚です。

▷ エポスカードの詳細を見る(年会費無料)


入園予約は不要(2026年)。でも宿の予約は別

2026年のヨセミテは、混雑期も含めて入園予約(タイムドエントリー)が不要です。

これまでのような「ピーク時間帯の予約枠」を気にする必要はありません。

ただし入園料は当然かかりますし、園内の宿泊・キャンプ・Half Dome登山などは別途予約や許可が必要です。

「入園予約不要」と「宿泊予約不要」はまったくの別物。

予約制がなくなったぶん夏は混雑が予想されるので、園内や周辺に泊まるなら宿は早めに押さえておきましょう。

道路の開閉:Tioga Road・Glacier Point Road

山岳地帯のヨセミテでは、道路の開閉が旅程を左右します。

  • Tioga Road……東側のTioga Pass Entranceへ通じる道。雪のため例年11月ごろ〜遅い5月または6月ごろまで閉鎖。2026年は5月15日に開通済み。
  • Glacier Point Road……Glacier Pointへの道。2026年は5月9日に開通済み。

いずれも開通時期は毎年の積雪で前後します。

ラスベガス・デスバレー・Mammoth Lakes方面から行く人や、Glacier Pointを目的にする人は、出発直前に公式の道路状況を確認してください。

給油はヨセミテに入る前に

意外な落とし穴が燃料です。

ヨセミテバレー内にはガソリンスタンドがありません。

さらにTuolumne Meadowsの給油所も閉鎖済みです。

利用できるのはWawona、Crane Flat、El Portal(クレジットカードで24時間)など。

特に、東側からTioga Pass経由で入る人、Mammoth・Lee Vining方面から入る人、園内を長く走る人、夜間や早朝に動く人は要注意。

園に入る前、または手前の街で早めに満タンにしておくと安心です。

出発前チェックリスト

最後に、ここだけは確認しておきたいポイントです。

  • [ ] Tioga Road・Glacier Point Roadは開いているか
  • [ ] チェーン規制は出ていないか(11〜3月は要注意。10・4月もまれにあり)
  • [ ] 入園料と非居住者料金を把握しているか
  • [ ] 支払い用のクレジットカードとパスポートを用意したか
  • [ ] デジタルパスを事前購入したか
  • [ ] ガソリンは十分に入れたか
  • [ ] 園内宿泊・キャンプの予約は取れているか
  • [ ] スマホのオフライン地図を準備したか
  • [ ] 到着時間が遅くなりすぎないか

まとめ:あなたに合ったヨセミテへの行き方の選び方

ここまで読んでいただき、自分に合いそうなルートは見えてきたでしょうか。

最後に、起点選びをシンプルにまとめます。

旅行スタイルおすすめの起点
初めてで失敗したくないサンフランシスコ/SFO
ヨセミテ滞在を最優先フレズノ/FAT
LA観光や西海岸周遊もしたいロサンゼルス/LAX
夏の大自然ドライブを楽しみたいラスベガス/LAS+Tioga Pass
運転したくないMercedまたはFresnoからYARTS/SF発ツアー

ヨセミテへの行き方に、唯一の正解はありません。

大切なのは「どこから入るか」よりも、自分の旅程・運転の負担・見たい場所に合うルートを選ぶことです。

初めてなら、無理に詰め込まず、サンフランシスコまたはフレズノを起点にレンタカーで1〜2泊する旅程がいちばん安定します。

運転に不安があるなら、YARTSや現地ツアーも立派な選択肢。

そして2026年は、非居住者料金や道路の開閉など、確認しておきたい最新情報が増えた年でもあります。

ヨセミテは、たどり着くまでの道のりも旅の一部です。

道路状況と季節条件をしっかり確認しながら、あなたにぴったりの行き方で、最高の一日を計画してみてください。


参考情報・公式サイト

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